月別アーカイブ: 2008年4月

次の活版印刷体験予定

はっという間に、5月ですね・・・(^^;)

次の体験予定ですが、色々ありまして、
ひと月あきます。。

5月をねらっていた方、すみません。。ぜひ6月に!!

<6月の体験予定>

6月7日の回は定員に達したため締め切りました。ご予約ありがとうございました。

開催日:6月7日(第一土曜日)
時間:13時30分~(約3時間程度)
申込締切:5月27日まで/原稿締切:5月27日まで

6月28日の回は定員に達したため締め切りました。ご予約ありがとうございました。

開催日:6月28日(第四土曜日)
時間:13時30分~(約3時間程度)
申込締切:6月18日まで/原稿締切:6月18日まで

※版作成の都合上、上記期日までに原稿をお送り下さい。
原稿作成のてびきは、印刷体験のてびき内の
PDFをダウンロードして頂きますと、
いろいろ書いてあります。

おまちしています~。

4月17日 雨だけど!土曜は晴れだったよ先日、ついに、印刷体験やりました。

先週の土曜日、ついに初回の活版印刷体験をやりました!

午後1時半からなので、早めに来てせっせこ準備をし、ドキドキしながら待っていました。
何か不備はないかしら?足りない物は?どうやってやるんだっけ?
いかんいかん!落ち着けまるこ~。

そうこうしているうちに、本日の選手が到着されました。
(活版て、やってみると分かるのですが意外と力が必要だったり腕を動かしたりするので、終わった後にひと運動した感じなんです。スポーツみたいです。なので、密かに印刷する人を選手とおもっています)

今日はデザイナーの方とイラストレーターの方で、お二人ともとても素敵なイラストでしたよ*
印刷する時は、色や紙や版の大きさでやはり個々に調整しなければいけないと改めて実感しました。
難しですね~(^^;)

そんなこんなで予定より少し長くかかってしまいましたが、楽しんで頂けたようで良かったです~。
お疲れさまでした!

こうやってこの少しの時間のなかで、今初めてお会いする方の描くイラストを見る事ができたり、お話ができたり、普段はなかなか出来ない貴重な事だなぁ。と、新しい、充実した気持ちになりました。

選手のお二人も、「スポーツした後みたいですね~!」
とお茶をを飲みながら、いつもまるこが一人で感じているこのすがすがしさを共有できたように思います。
趣旨はそれじゃないんですけどね(笑)

また是非来てくださいね*(^^)

まるこはお二人を見送ったあと、ホッとしてボケ~っと一点凝視をしながらどらやきを食べました。

このような体験会自体もはじめてですし、はたしてまるこなんかで大丈夫なのか!という不安もありじつは一ヶ月ほど前に一度知り合いのお客様にお願いして予行練習なるものをやっていました。
そのおかげで今日は今日のように出来たと思います。
お二人のWさん、Mさん、ありがとうございました*とても、感謝です*

4月8日 大雨、暴風、花冷え印圧奮闘記 パート1

まるこが壁にぶち当たって相談するある方にもいつもいつも言われていた
「印圧」のこと。

大事な要素は他にも沢山ありますが、試作など色々やっていくうちに、この「印圧」が肝なのではないか!
と思うようになってきています。少なくとも、レタープレスの工房で使用している活版機については。。

体験で主に使用するのはアクリルの樹脂版なので、金属板に比べて柔らかいせいか印刷で圧をかけるのになかなか苦労しています。
バランスがとれれば(バランスについてはまたパート2でお話します)もちろんきれいに印刷出来るのですが、活版特有の「凹んだ手触り」が欲しいときに、どうしてもうまくいかず、そこを乗り越えるべく今日も蔵前では熱い印圧バトルがくり広げられています。
お隣は魚やさんです。

発見したのですが、版の面積が小さい方が同じ力でプレスしてもより圧がかかるみたいです。
たとえば、レタープレスの名刺。このサイズを1つの版ですると

このように繊細に出ますが、

ロゴの部分だけを切り取って、
単体ですると・・・

ど~ん。
裏まで透けるくらいボッコボコです。
これはやり過ぎですか(笑)
でも、とんなに圧がかかるとは!やはり面積になにか関係ありそうです。
力のかかる点が集中するからという事でしょうか。きっとそうに違いない!

そう解釈して、今日の戦いは幕を閉じます。閉店~。

活版が、おしゃれ

ちょっと前にある女性雑誌の「ナウ」なものを紹介するページで、
表紙を活版で印刷して作ったノートを紹介していました。

レタープレスの活動を始めて以来「活版」という響きに敏感になっているというのもあると思うのですが、
「こんなところに!カッパンが・・! ナウ?」とまるこはびっくり。

早速販売しているお店に行き、脇目もふらずいちもくさんにノートのある場所へ。
表紙のデザインは3種類ありましたが、3種類だけでなく、やっぱり印圧のちがいで全部印象がちがう!と手で触り、
凹凸具合を見たいが為に斜めにしたり、表紙の面を目の高さと水平にしてみたり。
周りからみたらずいぶん変な人だったかもしれません。(目はギラギラしていたかもしれません)
さらにはお店の方に
「この種類1冊しか出てませんけど、他にありますか?見せて頂いてもいいですか?」(ちょっと前のめり)
と同じ柄のノートなのにストック分を見せてもらったり。
色々みて触って、結局店頭でサンプルとして出てたものが一番気に入って(あ、凹凸や色の出具合いがです 笑)それを譲って頂きました。なんだそりゃ。

そのノートは海外(ポルトガルだったかな)で作られたもので、
まるこの個人目線ですが、とても可愛かったですよ。

中はただの白い紙ではなく、木目調(これは活版ではありません)だったり、模様だったり、
やはりおぬし日本のものではないな。
という感じでした。

それにしても、もともとは昔の印刷技術である活版が、
流行を紹介する女性誌で紹介されるなんて、
それがいい悪いではなく、どうこうと言うわけではなく、(そもそもどうこう言えるまるこではありません)
自分の中では結びつきのなかった繋がりに、なんだか不思議な気分です。

ノートは使うのが何だかもったいないのと、木目調をどう活用してよいか分からないのとで、未だに眠っています。

4月1日 日付も陽気も春です*レタープレス 紙のお話2

以前に印刷体験で選ぶ事が出来る紙について、
きわめてアバウトにお伝えしましたが、
今日はもっとちゃんとお伝えしようと思います(笑)

興味のある方、事前にどんな紙かちゃんと知っておきたいという方は是非
調べてみてください*

写真もテクスチャーなど少しわかるでしょうか?

左から

エントリーNo.1
ヴァンヌーボ V(紙の名前)/スノーホワイト(色の名前)
真っ白でつるつる、5種類の紙のなかで一番印刷しやすい紙です。

エントリーNo.2
セビロ/ ウォームホワイト
少しクリームっぽい色の紙に、ブルーのしましまが入っています。
ザラットした質感はありますが、印刷はしやすいです。

エントリーNo.3(セビロの下)
ハーフエア/コルク
紙の繊維に触れるのがわかるざらざらした手ざわり、
所々すこし凹凸ありますが、印刷はわりとちゃんと出来ます。

エントリーNo.4(セビロの右隣)
プリマ
見てわかるほどのボコボコ感、凹凸も均一ではないので
手触りの面白さは一番ありますが、5種類の中で一番印刷が難しい紙です。

エントリーNo.4(一番右下)
ロベール/ナチュラル
薄く黄みがかった色。ツルツルしていますが、紙の繊維を感じる手触りが少しあります。
印刷はしやすいです。

以上、です!