4月8日 大雨、暴風、花冷え印圧奮闘記 パート1

まるこが壁にぶち当たって相談するある方にもいつもいつも言われていた
「印圧」のこと。

大事な要素は他にも沢山ありますが、試作など色々やっていくうちに、この「印圧」が肝なのではないか!
と思うようになってきています。少なくとも、レタープレスの工房で使用している活版機については。。

体験で主に使用するのはアクリルの樹脂版なので、金属板に比べて柔らかいせいか印刷で圧をかけるのになかなか苦労しています。
バランスがとれれば(バランスについてはまたパート2でお話します)もちろんきれいに印刷出来るのですが、活版特有の「凹んだ手触り」が欲しいときに、どうしてもうまくいかず、そこを乗り越えるべく今日も蔵前では熱い印圧バトルがくり広げられています。
お隣は魚やさんです。

発見したのですが、版の面積が小さい方が同じ力でプレスしてもより圧がかかるみたいです。
たとえば、レタープレスの名刺。このサイズを1つの版ですると

このように繊細に出ますが、

ロゴの部分だけを切り取って、
単体ですると・・・

ど~ん。
裏まで透けるくらいボッコボコです。
これはやり過ぎですか(笑)
でも、とんなに圧がかかるとは!やはり面積になにか関係ありそうです。
力のかかる点が集中するからという事でしょうか。きっとそうに違いない!

そう解釈して、今日の戦いは幕を閉じます。閉店~。

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