第21回活版印刷体験

10月31日土曜日、今日もワークショップです(^^)
本日はお日柄もよく~(^~^)まるこは静かな工房を開け、レタプレ号(自転車)でどら焼きを買いに、ちょっと雷門まで・・・(何てのんびりした奴なんだと、思われても仕方がありませんね。。笑)

雷門(浅草)には裏道まで人が沢山、旗を持ったガイドさん付きのツアーや海外から来た人や、休日を楽しむ地元の人達でとってもにぎわっていました。それでも「東京ってごみごみしてて嫌だな」と思わせないところが浅草なのかもしれません(^^)

戻ってくると工房にはハマちゃんが!久しぶりの再会に嬉しくなり、色々お話をしているとあっという間に開始時間、本日の挑戦者KさんとYさんが見えました。

よろしくお願いします~!まずはKさんからです。
久しぶりに、写真で大まかに、手順のおさらいです。


まず樹脂版をメタルベースと呼ばれる台に貼ります。


そしてそのベースを外側のチェースと呼ばれる鉄製の黒枠内に固定します。固定はベースとチェースの間に金属の込め物をしていきます。これが印刷するための版になります。

そして印刷機に出来た版をセットしたら、紙を動かして刷る位置を決めます。

この写真だけ初めて見ても分りませんが、上下の位置を決めているところです。


大体の位置が決まったら、印刷機にローラー(写真)をセット、インキを円盤(インキディスクといいます。かわいい形ですが、大事な役目を果たします)に、均一に伸ばしていきます。

さあ、これで印刷の準備が完了!実際に印刷に入ります。


こちらは版側から圧をかけて、紙とくっつけていくところ。ここがとっても難しいのです。機械の後ろにある4つのネジを回しているのですが、この4点を均等に回して版を前に出していかないと、「バランスが崩れる」という現象が起こります。ですがどうしても左右の手の癖で、どちらかが出てしまうのですよねぇ(^^;)今回もKさん、Yさんとも同じように、版の上が離れた状態で下が先にくっついてしまいました。


う~ん、難しいですねぇ。。

それでも持ち直して、出たり、出なかったりを繰り返し・・・

やっと納得のいくところまでバランスがとれました!

しばし喜びの撮影会(^^)

大きめの版でかなり力が必要でしたが、うまく刷る事ができて良かったです*

そして次はYさん。

Yさんは先ほどのKさんの過程を見ていて「やってやる」と、心に決めた事があるそうです。それは、円盤での、最初のインキ伸ばし(笑)いつも「クレープのように伸ばします」とご説明するのですが、インキの硬さによっても、なかなかうまくクレープのようにはいかない事が多く、意気込んだYさんのクレープに期待し、まるこはカメラを構えました。

その前に、

「あ、インキの缶がかたいっ」

いざ!

おぉ。

おぉ~。

きれいです*


バランスはまた何度か調整をくりえし、それでもやはりスムーズに、全体が均等、きれいな印刷ができました(^^)


どの紙にも安定して、奇麗に刷れています。


時にはつま立ちで力を入れながら・・・

滞りなく、終了~*

お二人とも、すっきりといい印刷を終えた後は、これからうまいそばを食べに行かれるそうです(^^)いいなぁ~(^^)/

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