第20回活版印刷体験

10月17日土曜日、第20回目のワークショップ(ワークショップも20回目を迎えました!)にお越し下さったHさんとKさんは、お二人とも小田急線沿いのずっと向こうから、「遠いですね~!」と発してしまう距離を来て下さいました。レタープレスのワークショップはホームページで探して知ったとのこと、遠いところをありがとうございます!

Hさんは事前にブログを読んで色々知っていて下さったり、周辺マップを見て工房近くのアノニマ・スタジオさん内in-kyoさんに寄ってきたりと準備万端(^^)さらには事前に送って頂いた原稿も、ちゃんと圧が入ることを考えてのイラスト・・・すごいです~。
これはなんとか希望の凹みまで頑張らねば!

版はこんな感じ。写真小さいですが、ゴールドのタンポポです*

準備の甲斐あって印刷はとってもスムーズで、問題なくきれいに出ました。

紙を選んでいるの図。

ゴールドのインキは人気がありますが、紙によって、光沢のある紙には豪華な印象になったり、色味と手触りのある紙には、ちょっと落ち着いた印象になったり、様々な表情があってとても面白いです。

そして期待の凹み!!

印刷した裏面ですが、写真ちょっと分かりずらいでしょうか、ボコッという手触りがあります。ベタ面のないシンプルな線(密度もちょうど良いです)は、望めばこんな手触りも楽しめます。

さて次はKさんです。
Kさんはとても手の込んだ絵(繊細な線に密度があり、全体も印刷可能範囲いっぱいの大きさ)を送って下さったのですが、事前のやりとりで色々ご相談させて頂いて、トリミングと縮小することで、時間内でうまく印刷できそうな版を作りました。

色はイメージに合うよう、混色のブルー。

始めは青と白で、そして何かが足りない・・・と黄色を少し足して。。少しずつ少しずつ、まだ違う、もう少し、あとちょっと、と、とっても慎重に混ぜ合わせるこだわりのKさんをまることHさんは「すごい慎重ですねぇ」とにやにやしながら見つめてしまいました(笑)

色作りで奮闘したKさんも、難しいと予想していた印刷ではバランスがうまくとれ、繊細な線もかすれることなく潰れることなく、奇麗に出来ました(^^)

こちらは印圧のバランスをとる過程。左下が出なかったり、左上がでなくなったり。

お二人とも、それぞれ異なるこだわりをもっていて、ちがうところで楽しみながらきれいに印刷する事ができました*遠いところを来た甲斐があったでしょうか、楽しんで頂けていたら嬉しいです。


ありがとうございました*

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