第18回活版印刷体験

夏休みと題した8月が終わり、ワークショップの2学期がはじまりました!
9月5日土曜日、第18目のワークショップ、そしてまるこにとっては少し久しぶりの蔵前。何か変わっているところはないか~と、駅からの道をキョロキョロ、変なビルは建っていないか、おもちゃの問屋さんは開いてるか、その店先にはうまい棒の大人買いパックは売っているか、確認しながら歩いてきましたが、特に変わった様子もなく、工房前の更地には草がいっそう成長していて、安心しました(^^)
まだム~んとする暑さの中準備をしていると、「こんにちは~」とハマちゃんが!久々の再会に嬉しくなり、いろいろお話していると、「こんにちは~」と、本日の挑戦者、SさんとOさんが到着。雑貨づくりに関わっていたというお友達同士のお二人ですが、Oさんはなんと千葉からいらしたのだそうです。ひぇ~(**)遠いところから、ありがとうございます*

ではさっそく、Oさんから・・・。

ヤレ紙(失敗の紙)を使って、印圧のバランスを整えていきます。

まだ途中ですが、どうやら人の顔が・・・

出ました。ヤレなので背景に模様が入っていますが、これもこれでとてもかわいいです(^^)スミできれいに出ました*

久しぶりに帰省するため、ご両親にプレゼントするのだそうです。なんてすてきな(><)お父さんの眉毛がりっぱですねぇと、盛り上がりました(笑)

続いてSさん。飼っている犬と、好きだというペンギンのシルエットです。色は以前レタープレスで使う為にインキをてんこ盛りにして作った、淡いグレー。スミと白と、ほんの少しの茶色を混ぜてあります。

ベタ面はその面積が大きいほどムラが出やすいので、ワークショップの短い時間内で調整はちょっと難しいかなぁ、と判断した場合には、事前にご相談して、ムラが出にくいように、また目立ちにくいように小さくしておきます。Sさんにも事前に大丈夫であろうところまで調整して頂いたのですが、今回は印刷の段階で始めての事に遭遇。なぜかベタ面の周り(ふち)が濃く、真ん中が薄い、という現象が起きてしまいます。
何かが起こったとき、薄い色は目立ちやすいという事も、あります。

何度やっても、どんなに調整しても・・・ここには困ったときに奥(壁の奥はいつもデザイン事務所です)から助けにきてくれるボスのミスターも登場して、さらに強い味方ハマちゃんも登場して、みんなでうなりました。
どうやら、版にインクが付いた時点でその事が起こっているようです。。
何度も版を外してふいて、外してふいて、そして一度印圧を全部抜いて、ミスターが調整してくれて、少し、よくなりました。

こんな事も、あるんだなぁ。(;;)
最後まで完璧にお手伝いすることが出来ず、Sさんに申し訳ない気持ちで終わった2学期最初のワークショップでした。

明くる日、Sさんから「とても大切なカードになりました、ありがとう」のメールをいただき、今回何も出来なかったまるこは、涙ちょちょびれたのでした。

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