すこしずつ


早く印刷体験の再開を!という声にお応えする為に
9月のある土曜日に、新しいスタッフに講習をしました。
 
 

インキの混色、そして版の大きさと印圧の関係、
バランスのとり方などなど、
伝えなければならないことが山ほどあります。


色々試してみて、最近では固い樹脂板に落ち着きました。
版は神保町の真映社さんにお願いしています。
 
 

これは新しいスタッフのマツムラのカード。
これくらいの面積なら、手動の活版印刷機でも
かなり印圧を掛けられます。
インキをつけずにエンボスっぽい表現も可能です。
   
 


これは写真を印刷してみたもの。
用紙をきちんと選べば線数にして
60線くらいは行けそうです。
但し凹ませようとしても、
手フートでは無理みたい。
 
 


これはコースター。
ウッドワークさんのカフェイベント用に用意しました。


これくらいの面積だと凹みもかなり作れます。
エンボスバージョンも個人的に作りました。

印刷体験の来られる方は、やはり凹ませたいと思っている方がほとんどなのですが、カード全体に絵を描いてしまうと人力の活版印刷機だと、残念ながらまず凹みません。版の面積と印圧の関係はどこかできちんと纏めたいなと思っています。
 
 

混色の方法論も、少しずつ蓄積しています。

なんとか年内に、再開を……  

ミ、ミ、ミ… ミスターでした…

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