以前古本屋さんを渡り歩く機会があってふと思ったことを、一冊の本を眺めてまたふと思い出しました。活版印刷で刷られた本の楽しみかた。
めまぐるしく消費されていく本が、溢れている現代、だと思うのですが、(まるこはそうではない時代の事は残念ながら実感がないのです。)古い本はまだ沢山あります。探せば活版で刷られた本も、沢山見つけ出すことが出来ます。
たとえばそれを目当てに古書の街、神保町なんて行った日には目移りして帰って来られなくなりそうですが・・・(笑)活版印刷時代を知らなくても、興味があって活版印刷について少しでも知っていれば、そんな昔の本を見て、その本が出来るまでのことを、印刷される過程を、想い描くこともできます。
1980年に刷られた「プチ・ニコラのヴァカンス」。
活字の合間に出て来るイラストがかわいくて、たまにかすれちゃったり、たまに線が太くなっちゃったりするのがまた面白くて、そこには活版で刷られたからこその楽しみも詰まっています。
点々や短い線はやはり圧が入りやすいようで、他の部分に比べて裏うつりするくらいの圧がかかっています。
活版しかなかった頃はむしろこんな楽しみかたはなかったのでしょうけれど、もっとふつうで一生懸命で、印圧の差異は本当は楽しむべきところではないのでしょうけれど、今だったらこんな風に、読む事に加え、眺める事、触ること、想像する事で、本を大切にすることもできます(^^)
まるこだって、活版の本見つけたり持ってたりするんだぜって、たまにブログでも小さく自慢しようかと思います(^^)
ごぶさたしてます。
すごく素敵な本ですねー。
うらやましー。
昔のイラストってかわいらしくって
好きです。Vater und Sohnを思い出しました。
Iさん
お久しぶりです!!
コメントありがとうございます!
Vater und Sohn、わたしは初めて知って、
検索してしまいました(笑)かわいいですねー。
お父さんと息子、イラストも素敵です。
また機会があったら貴重な本見せてください(^^)