第17回活版印刷体験

7月18日土曜日、第17回目のワークショップ、この日はイラストレーター(本も出されています)のSさんと、工房すぐ近くにお住まいのAさんです(^0^)

Sさんは結婚のお知らせカードを刷りに来て下さったとのこと、
素敵ですね~*ワークショップでは20枚しか刷れないのがとても残念ですが、きっと心のこもったカードになること間違いなしです(^^)これは何としてもうまく刷り上げなくては・・・カスレは出すまい!(><)


版は少し大きめで、二羽の白鳥のまわりには細かい模様があり、難しそうなところもあったので、事前に少し調整していただきました。いつもデザインに関わるところはなるべく修正して頂かなくて済むようにしたいと思っているのですが、どうしても、お願いする場合があります。
その少しの調整も良かったのか、Sさんの印圧のかけ方もバランスが良かったのか、大きめの版もトラブルなく刷る事が出来ました*良かった。。


紙をどれにしようかAさんとも相談。


同じ色でも紙によって随分印象が変わるんですよね~。

続いてAさんです。

印刷の準備です。円盤(インキディスク)にインキをつけ、少し下に映っている長い2本のローラーで、つけたインキを均一(円盤上で)に伸ばしていきます。ブログにも何度か書いていますが、でもやっぱり実際に手を動かしてみないと分らないのですよね、あの円盤の正体(笑)
いつもやっている過程で「なるほどー!」いう声を沢山聞きます(笑)

Aさんも左右に伸びた少し大きめの版で、印圧のバランスは少し苦労しました。
出たり、出なかったり・・・。

そしてインクが薄くなってきたと思って少し足したら、目がつぶれたり・・・。

このようなつぶれ、線が太くなるなどは、インクの量も関係しますが、印圧をかけていく(紙に版を押し付ける力を強くする)ことによっても起こってきます。
ですので、凹っという凹みをつけるために力を強くすると、ともなってつぶれが気になったりしてきます。

う~ん、難しいですねぇ。

Aさんも3種類の紙を使って仕上げました*

今日も無事終了です、暑い中ありがとうございました~(^^)/

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