6月6日 やっと晴れ封筒との戦い

封筒印刷というものにチャレンジしてみました。
お気づきのように封筒とは袋になっているので、ふつうにポストカードを印刷するのと同じようにはいきません。。のり付けしてあるマチ部分の事も考えなければいけませんし、何より「紙が重なっているんだぞ」という事を忘れてはいけません。
しかしまるこはまるこなだけにその肝心なところを忘れて印刷に望んだため、だいぶ悪戦苦闘しました。

まずは、版。

この版は横幅10センチほどの小さいものなので印刷時に力を一点に集中させる事ができ、圧の調整にかんしてはやりやすいのですが、
問題は、その圧が容易にかかる事と、封筒の紙質が柔らかい事で、ちょっと力を入れすぎたりするとすぐ版の上下のエッジまでついてしまうのです。

こんな風に。。上下の線、デザインじゃ、ないよ。

そこで小一時間ほど悪銭苦闘。。いつか露木印刷さんで見た技をお借りして、いつもこのようなトラブルが起きた時には、紙の下に印刷する絵柄のところだけテープや他の紙を貼ったりして、絵柄部分だけが少し高くなるようにしているのですが、
今回はそれをしてもダメでした。。いつもはこの原理で解消されるのですが・・・おそるべし封筒。

こんな感じです。上に見えるのが亜鉛版です。

ミスターも途中参戦でさらに試行錯誤と続け、やっと見つけた答えが、
「封筒の中に一枚つるつるの紙を入れる」ということ。

なんだそりゃ、と思うかもしれませんが、ほんとにこれで解消されたのです!

ほら!!ね! \(^0^)/

加工してないよ~。

深いなぁ~。今日も難しさを実感し、残りの封筒を丁寧に刷って、
ものすごい事になった戦場を片付けました。

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