掲載されました!!

ユニバーサル・レタープレスの地図とポストカードが・・・・
パンフレット/リーフレットなどのを集めた本に掲載されました~!!

「街歩きをしたくなる
レトロ感溢れる
地図とショップカードで
活版印刷の魅力をアピール」

と、載っています~(^~^)/

「ご自由にお持ちください」のデザイン
こんな時代に効く店頭パンフレット特集

という本、パイ インターナショナルさんから発行されています。

第22回活版印刷体験

11月 28日土曜日(今月は一回のみのワークショップでした)、今日もアダナの準備のあと、レタプレ号で雷門まで。(おつかいです~)今年は、この時期にしては雨や曇りが多いですが、ワークショップの日はいつも晴れて暖かく、とても気持ちのよい天候に恵まれています(^^)

本日の挑戦者は、とても仲のいい、お友達同士のKさんとSさん。

とりあえず、刷りものを見ながら色や紙を選んでみます。

今回は年末に近いということもあって、お二人とも年賀状の印刷に挑戦!体験とはいえ、年賀状ですから、きれいに刷らなくては~と、事前には結構な修正をご相談しました。

(短い時間でも)きれいに刷る前提で版を作る為には、版全体の大きさと、そしてベタ面の割合が大きなポイントになります。手キンの活版機は人の力でプレスするゆえ、かけられる力には限界があり、そのため版が大きければ大きいほど、また四隅に広がりがあるほど、プレスした時の力が分散されて、きれいな印刷が難しくなってきます。またベタ面が大きいのも同じように、その面積が大きいほどカスレてしまう可能性がとっても高くなります。(^~^;)
ベタ面の割合はなかなか難しいのですが、心配な方はベタ面はつかわず、線画のみにされるとまずは安心かもしれません(^^)
(工房でも原稿のつくり方のご案内を検討中です~。)

そんなわけで修正した版(まずはKさん)がこちら。

元もと線画ですが、修正では全体を小さくして一部を取りました。


印刷準備の過程、インキ伸ばしのクレープです。


きれいです。Kさんはこの作業がとても楽しそう(笑)


印圧のバランスは思ったよりすんなり、何度か調整をしながら慣れて行くうちに、きれいな印刷ができました*

線画は圧を強くかけすぎていくと、今度はつぶれていってしまうので、その微妙な力加減も何度も練習してみて、手の感覚で探って行きます。
本当に、少しの力加減で印象が変わる事を体感できるので、楽しいですよ(^^)

そしてつぎはSさん。Sさんも年賀用に大仏さま観音様(計3体)が並んだ版なのですが、大仏さまの頭がつぶれるんじゃないかと心配してくださった真映社さんが、なんとおまけの大仏さま!(笑)

版の袋です。

枠は切らずに、後ほどありがたく刷ってみる事にします・・・


位置合わせはお二人で協力。まるこは撮影。(あれっ・・・)

神々しくゴールドインキでの印刷です。

まず最初の印圧調整では、まだ右側が出ていません。。


とにかく沢山ヤレ紙を使って、調整と練習をしていきます。


けむりの、やうな・・・(いえいえ~これは圧の問題ではなく、紙です。表面のボコボコした紙も、一つの選択として揃えています。難しすぎて、めったに、選ばれることはないのですけれど・・・笑)

途中お二人の普段のお仕事の話や、なんでまるこはまるこなのかとまた突っ込まれたり(笑)、色々盛り上がりながらの作業でした。

Sさんの版はとても力が必要だったので、最後の方はは二人がかりで!

そして最後は三人でやってみました!

お二人とも、素敵な年賀状が刷り上がって、良かったです~*

おまけの、一枚。

ゴ~ン。

まるこレポート~北村範史 作品展「窓」~

だいぶ遅れてのまるこレポート(すみません ><)、以前ブログでもお知らせしました北村範史さんの展示へ行ってきました*

まるこは遅めの時間におじゃましたのですが、平日なのに、人が沢山!入り口付近のDMコーナーまで食事と展示を楽しむ人が溢れてとても賑やかでした。
そんな中、人の合間を縫って数枚撮らせていただいたので、
ピントが怪しくなっているかもしれませんが・・・(^^;)


奥には青がとてもきれいな大きな絵。


レタープレスは写真左の小冊子を刷らせて頂きました。(活版です)

アンチヘブリンガンさんのご飯もとても美味しく、
外は寒かったのですが、暖かい気持ちで帰りました(^^)

《 2009年 12月の体験予定 》

めっきり寒くなってきましたねぇ。(^~^)

さて12月のワークショップのご案内です。
年末の何かとせわしい時期ということもあって、
12月は一回かぎりの開催とさせて頂きますので、
よろしくおねがいします。


開催日:2009年12月12日(土曜日)
時間:13時30分~(約3時間半程度)
定員:2名様でお申し込みください
申込締切:11月28日まで
原稿締切:11月28日まで
料金:お一人様3,500円

体験をご希望の方は上記申し込み締め切り日までに

◎ご希望日
◎お二人のお名前
◎メールアドレス
◎メール以外で連絡のつくお電話番号(携帯可)

をメールで
お知らせ下さい。
折り返しこちらからご連絡いたします。

尚、ご予約は先着順です。
定員によりご希望に添えない場合もございますので
予めご了承ください。

12月のワークショップは
定員の為締め切らせて頂きました。
有り難うございました。

また、初めての方は、
ホームページで内容や詳細をご確認頂けると嬉しいです。
詳細は、「やってみたい?」の頁にあります解説と、
そこでダウンロード出来るPDFをご覧ください。

ではでは、お友達お誘いの上、
ご応募お待ちしております!

次回(12月)体験予定のご案内日

ついに今年最後、12月のワークショップを予定する頃になってきました!
一年というのは早いですねぇ。。クリスマスカードを刷ってみるのもいいかもしれません(^^)

さて次回12月の体験予定は、11月5日(木曜日)にご案内します。
やってみようかなぁ~と思われる方は、
ぜひこの日にブログをチェックしてみてください*
(なぜ事前にご案内日をお知らせしているかというと・・・
詳しくはこちらです。)

そして日にちとご予定が合いましたら、お友達・お知り合いお誘いの上、2名様でご応募くださいませ。
(運営上、2名様での予約のみ、お受付させて頂いています。。)

なお応募の状態を公平にさせていただく為、
ご案内はブログのみでとさせていただいておりますので
ご了承ください、ペコリm(–)m

《 2009年 11月の体験予定 》

雨が続いていますねぇ。。

お待たせいたしました~。(^~^)/^
11月ワークショップのご案内です。

 

◎11月第1回
開催日:2009年11月14日(土曜日)
時間:13時30分~(約3時間半程度)
定員:2名様でお申し込みください
申込締切:10月31日まで
原稿締切:10月31日まで
料金:お一人様3,500円

◎11月第2回
開催日:2009年11月28日(土曜日)
時間:13時30分~(約3時間半程度)
定員:2名様でお申し込みください
申込締切:11月14日まで
原稿締切:11月14日まで
料金:お一人様3,500円

体験をご希望の方は上記申し込み締め切り日までに

◎ご希望日
◎お二人のお名前
◎メールアドレス
◎メール以外で連絡のつくお電話番号(携帯可)

をメールで
お知らせ下さい。
折り返しこちらからご連絡いたします。

尚、ご予約は先着順です。
定員によりご希望に添えない場合もございますので
予めご了承ください。

11月のワークショップは
締め切らせて頂きました。
有り難うございました。

また、初めての方は、
ホームページで内容や詳細をご確認頂けると嬉しいです。
詳細は、「やってみたい?」の頁にあります解説と、
そこでダウンロード出来るPDFをご覧ください。

ではでは、お友達お誘いの上、
ご応募お待ちしております!

まるこレポート~活版ルネサンスフェア~

10月31日のワークショップを終えた後、朗文堂さんの「活版ルネサンスフェア」に行ってきました!!

19時までの会場に「まだ間に合う!」とギリギリに駆け込み、「迷惑にならないういちに退散しよう」と心に決めていたのに、結局見出したら止まらなくなり、何週もして、写真まで撮らせてもらって、いつも優しい大石さんに話しかけ、結局最後の一人になっていました。へへへ(^^;)


小さな一室にとても見応えのある活版まわりのものが沢山!初めて目にするものもあり、思わずまた色々欲しくなってしまいました。

輸入ものの活字や、古い罫線。

こんな細かい書体まで!

なんと美しい、メタルベースセット。

こちらは組版用ステッキです。

このステッキを手に持って、活字を拾い、組んでいきます。

こちらは活字ホルダーというもの。

このホルダーに活字を組んで固定して、活版機がなくともスタンプのように使える優れものです(**)ちょうど購入されていた方がいらしたので、また図々しくも撮らせていただきました。

いいですね~(^~^)

そしてこちらは母系(活字を作るための、型)のセットです。

沖縄の活版印刷やさんに関する、面白い記事もありました。

私まるこは輸入ものの、ゾウさんの活字を購入。(帰ってから撮影)

ロバもあって、アメリカの二大政党(ゾウが共産党、ロバが民主党)を表しているそうです。面白いですね~。ちなみにわたしは党派ではなく角張ったゾウさんが好きです。

そして「きみが持っていてどうするのよ」と思われる昔の印刷機総合カタログも思わず購入。だって大好きな佐々木活字店さんだったんです~。

中身はとってもマニアックで、実感のない時代の全盛期を思わせますが、これもあれも、欲しいなぁ。。なんて思いながらニヤニヤしているまるこを、どうぞ笑ってやってください。

第21回活版印刷体験

10月31日土曜日、今日もワークショップです(^^)
本日はお日柄もよく~(^~^)まるこは静かな工房を開け、レタプレ号(自転車)でどら焼きを買いに、ちょっと雷門まで・・・(何てのんびりした奴なんだと、思われても仕方がありませんね。。笑)

雷門(浅草)には裏道まで人が沢山、旗を持ったガイドさん付きのツアーや海外から来た人や、休日を楽しむ地元の人達でとってもにぎわっていました。それでも「東京ってごみごみしてて嫌だな」と思わせないところが浅草なのかもしれません(^^)

戻ってくると工房にはハマちゃんが!久しぶりの再会に嬉しくなり、色々お話をしているとあっという間に開始時間、本日の挑戦者KさんとYさんが見えました。

よろしくお願いします~!まずはKさんからです。
久しぶりに、写真で大まかに、手順のおさらいです。


まず樹脂版をメタルベースと呼ばれる台に貼ります。


そしてそのベースを外側のチェースと呼ばれる鉄製の黒枠内に固定します。固定はベースとチェースの間に金属の込め物をしていきます。これが印刷するための版になります。

そして印刷機に出来た版をセットしたら、紙を動かして刷る位置を決めます。

この写真だけ初めて見ても分りませんが、上下の位置を決めているところです。


大体の位置が決まったら、印刷機にローラー(写真)をセット、インキを円盤(インキディスクといいます。かわいい形ですが、大事な役目を果たします)に、均一に伸ばしていきます。

さあ、これで印刷の準備が完了!実際に印刷に入ります。


こちらは版側から圧をかけて、紙とくっつけていくところ。ここがとっても難しいのです。機械の後ろにある4つのネジを回しているのですが、この4点を均等に回して版を前に出していかないと、「バランスが崩れる」という現象が起こります。ですがどうしても左右の手の癖で、どちらかが出てしまうのですよねぇ(^^;)今回もKさん、Yさんとも同じように、版の上が離れた状態で下が先にくっついてしまいました。


う~ん、難しいですねぇ。。

それでも持ち直して、出たり、出なかったりを繰り返し・・・

やっと納得のいくところまでバランスがとれました!

しばし喜びの撮影会(^^)

大きめの版でかなり力が必要でしたが、うまく刷る事ができて良かったです*

そして次はYさん。

Yさんは先ほどのKさんの過程を見ていて「やってやる」と、心に決めた事があるそうです。それは、円盤での、最初のインキ伸ばし(笑)いつも「クレープのように伸ばします」とご説明するのですが、インキの硬さによっても、なかなかうまくクレープのようにはいかない事が多く、意気込んだYさんのクレープに期待し、まるこはカメラを構えました。

その前に、

「あ、インキの缶がかたいっ」

いざ!

おぉ。

おぉ~。

きれいです*


バランスはまた何度か調整をくりえし、それでもやはりスムーズに、全体が均等、きれいな印刷ができました(^^)


どの紙にも安定して、奇麗に刷れています。


時にはつま立ちで力を入れながら・・・

滞りなく、終了~*

お二人とも、すっきりといい印刷を終えた後は、これからうまいそばを食べに行かれるそうです(^^)いいなぁ~(^^)/

第20回活版印刷体験

10月17日土曜日、第20回目のワークショップ(ワークショップも20回目を迎えました!)にお越し下さったHさんとKさんは、お二人とも小田急線沿いのずっと向こうから、「遠いですね~!」と発してしまう距離を来て下さいました。レタープレスのワークショップはホームページで探して知ったとのこと、遠いところをありがとうございます!

Hさんは事前にブログを読んで色々知っていて下さったり、周辺マップを見て工房近くのアノニマ・スタジオさん内in-kyoさんに寄ってきたりと準備万端(^^)さらには事前に送って頂いた原稿も、ちゃんと圧が入ることを考えてのイラスト・・・すごいです~。
これはなんとか希望の凹みまで頑張らねば!

版はこんな感じ。写真小さいですが、ゴールドのタンポポです*

準備の甲斐あって印刷はとってもスムーズで、問題なくきれいに出ました。

紙を選んでいるの図。

ゴールドのインキは人気がありますが、紙によって、光沢のある紙には豪華な印象になったり、色味と手触りのある紙には、ちょっと落ち着いた印象になったり、様々な表情があってとても面白いです。

そして期待の凹み!!

印刷した裏面ですが、写真ちょっと分かりずらいでしょうか、ボコッという手触りがあります。ベタ面のないシンプルな線(密度もちょうど良いです)は、望めばこんな手触りも楽しめます。

さて次はKさんです。
Kさんはとても手の込んだ絵(繊細な線に密度があり、全体も印刷可能範囲いっぱいの大きさ)を送って下さったのですが、事前のやりとりで色々ご相談させて頂いて、トリミングと縮小することで、時間内でうまく印刷できそうな版を作りました。

色はイメージに合うよう、混色のブルー。

始めは青と白で、そして何かが足りない・・・と黄色を少し足して。。少しずつ少しずつ、まだ違う、もう少し、あとちょっと、と、とっても慎重に混ぜ合わせるこだわりのKさんをまることHさんは「すごい慎重ですねぇ」とにやにやしながら見つめてしまいました(笑)

色作りで奮闘したKさんも、難しいと予想していた印刷ではバランスがうまくとれ、繊細な線もかすれることなく潰れることなく、奇麗に出来ました(^^)

こちらは印圧のバランスをとる過程。左下が出なかったり、左上がでなくなったり。

お二人とも、それぞれ異なるこだわりをもっていて、ちがうところで楽しみながらきれいに印刷する事ができました*遠いところを来た甲斐があったでしょうか、楽しんで頂けていたら嬉しいです。


ありがとうございました*

活版印刷で刷られた本(昔のプチ・ニコラ)

以前古本屋さんを渡り歩く機会があってふと思ったことを、一冊の本を眺めてまたふと思い出しました。活版印刷で刷られた本の楽しみかた。
めまぐるしく消費されていく本が、溢れている現代、だと思うのですが、(まるこはそうではない時代の事は残念ながら実感がないのです。)古い本はまだ沢山あります。探せば活版で刷られた本も、沢山見つけ出すことが出来ます。
たとえばそれを目当てに古書の街、神保町なんて行った日には目移りして帰って来られなくなりそうですが・・・(笑)活版印刷時代を知らなくても、興味があって活版印刷について少しでも知っていれば、そんな昔の本を見て、その本が出来るまでのことを、印刷される過程を、想い描くこともできます。

1980年に刷られた「プチ・ニコラのヴァカンス」。

活字の合間に出て来るイラストがかわいくて、たまにかすれちゃったり、たまに線が太くなっちゃったりするのがまた面白くて、そこには活版で刷られたからこその楽しみも詰まっています。


点々や短い線はやはり圧が入りやすいようで、他の部分に比べて裏うつりするくらいの圧がかかっています。


ページのぎりぎりまで印刷されています。

活版しかなかった頃はむしろこんな楽しみかたはなかったのでしょうけれど、もっとふつうで一生懸命で、印圧の差異は本当は楽しむべきところではないのでしょうけれど、今だったらこんな風に、読む事に加え、眺める事、触ること、想像する事で、本を大切にすることもできます(^^)

まるこだって、活版の本見つけたり持ってたりするんだぜって、たまにブログでも小さく自慢しようかと思います(^^)


悪そう・・・

次回(11月)体験予定のご案内日

まるこです~。
日に日に涼しく、活版にもってこいの季節になってきましたね~、ふふふ(^^)

さて次回11月の体験予定は、10月7日(水曜日)にご案内します。
やってみようかなぁ~と思われる方は、
ぜひこの日にブログをチェックしてみてください*
(なぜ事前にご案内日をお知らせしているかというと・・・
詳しくはこちらです。)

そして日にちとご予定が合いましたら、お友達・お知り合いお誘いの上、2名様でご応募くださいませ。
(運営上、2名様での予約のみ、お受付させて頂いています。。)

なお応募の状態を公平にさせていただく為、
ご案内はブログのみでとさせていただいておりますので
ご了承ください、ペコリm(–)m