「触って読む」、「陰影で読む」バリアフリーカレンダー。駅や公共の施設などで、よく見かける「点字」ですが、全盲や弱視を含め約30万人と言われる視覚障害者の中で、点字を読める人はその1割程度だそうです。これは、視覚に障害を持つ方の中で、疾病や事故など、後天的な理由によるものが8割を占め、大人になってから視力を失った方が、新たに「点字」を覚えことの困難を物語る数字だと言えます。そうしたことから、触って読める「タクタイル(tactile/触れる・触覚の)文字」を必要としている方は多く、アメリカでは、ガイドライン...