文化誌が街の意識を変える展

文化誌が街の意識を変える展

文化誌が街の意識を変える展

渋谷ヒカリエd47 Museumに於いて
「文化誌が街の意識を変える展」が開催されています。


自らの土地の個性や魅力を探り、編集し、発信している冊子を「文化誌」と呼び、
各47都道府県から特に編集やデザインのクオリティにこだわったものが選ばれ、
一同に集めた展示です。
滋賀県からは、近江八幡の菓子舗「たねやグループ」による
「La Collina」が選ばれました。

展示では、d47側がそれぞれの冊子から感じた印象や特徴を集約した一言が、
各ブースの上に掲出されています。
「La Collina」に冠された言葉は「宣言」。
近江の魅力を一言で言い表すことは出来ませんが、私たちがこれまで制作した3号に込めた思いを、
これほどまで的確に集約した言葉は無いのではないかと思います。

制作の中では様々な葛藤がありますが、最終的な取捨選択の基準は
近江を訪ね、近江の人々と会い、感じ取ったものです。
それは、近江自身が表現し、発信する、まさに宣言。
わたしたちは、誤解や間違いの無いよう、そして魅力的にお伝えするお手伝いをしています。

ここに記され、そしてこれから生まれる様々なストーリーから、
近江の歴史、文化、そして、これまであまり語られることの無かった懐の深さ、
土地の豊かさや、人々が持つ土地への信奉や愛情を、
この展示を通じて更に多くの皆さんに知っていただけるきっかけになりましたら嬉しいです。

私たち以外では、福岡北九州の「雲のうえ」、岩手盛岡の「てくり」、三重の「Kalas」など、
敬愛すべき先達たちによる、土地への強い愛情と、クオリティの高さを併せ持つものが集められています。
現在日本に暮らす人々が、どのような地元意識を持っているかを感じ、
俯瞰できる、大変貴重な機会だと思います。是非この機会に会場へ足をお運びください。

文化誌が街の意識を変える展
会 期 2014年3月27日(木) – 2014年6月15日(日)
時 間 11:00 – 20:00入場は19:30まで 
場 所 d47 MUSEUM
料 金 500円

展示詳細
 
 

また6月7日(土)には、関連イベントとして
【 d47 MUSEUM FORUM 】
編集者に教わる 「みつける、つたえる、つながる、こと。」が開催されます。
 
『その土地の魅力を見つける、外からの視点と内からの視点』というテーマで、
「La Coiilna」クリエイティブディレクターの丹治史彦(信陽堂編集室)さん、
そして、盛岡「てくり」のデザイナー木村敦子(まちの編集室)さんによるトークショーが行われます。
東京の制作者が関わり、土地の人々と作る「La Collina」と、その土地の人による「てくり」。
視点の違いから生まれるものの共通点や、魅力のとらえ方の違いなどから
人それぞれの土地との関わり方へのヒントとなる、興味深いお話しとなると思います。
こちらへも是非足をお運びください。



文化誌が街の意識を変える展
 
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