函の表層はハタノワタル氏による特製和紙。柿渋とベンガラで彩色し、オイルで仕上げた
“草屋根”のレリーフは、一つ一つ職人の手で仕上げられたもの
本体は総蛇腹折り製本。全ページを広げると約30メートルに及ぶ
中面の画像は、便宜上見開き単位で切り出したが、実際にはすべてつながっている
写真集の裏面は、藤森先生が、2012年より“ラ コリーナ”のために描き溜めてきたスケッチ集。特装版のみの収録
経年による変化を楽しんでほしいと考え、補修用の和紙を同梱した。
◎造本仕様
・四方帙、栗材レリーフ付き
【本体】
・A3判変型(297×396)、蛇腹折り、192頁
・表紙布貼
・本文用紙:エアラス(4c/0c+2c or 4c/0c両面貼)
【別冊】
・A3判変形(260×370)ミシン中綴じ、専用ケース付き
・表紙:クラシックリネン(箔1c)
・本文用紙:b7トラネクスト(4c/4c)
藤森照信作品集 La Collina2017
Architect Design : 藤森照信 Terunobu Fujimori
Photographs : 北田英治 Eiji Kitada
Photographs(furniture) : 首藤幹夫 Mikio Syuto
Text : 清水潤 Jyun Shimizu
Translation : ピーターDピーダーセン Peter David Pedersen
Produce : 山本昌人 Masahito Yamamoto(たねや Taneya)
Creative Direction : 丹治史彦 Fumihiko Tanji(信陽堂編集室 shinyodo edit brico)
Edit : 信陽堂編集室 shinyodo edit brico
Editing cooperation : 豊永郁代 Ikuyo Toyonaga (アイシオール Iseeall)
Printing Direction : 浦有輝 Yuuki Ura(アイワード iWORD)
Printing : アイワード iWORD
Bookbinding : 篠原紙工 Shinohara
Washi(handmade paper) : ハタノワタル Wataru Hatano
Book case : ロイヤル紙工 Royal-Shiko.,Ltd.
Art Direction / Design : 関宙明 Hiroaki Seki
Publisher : たねやグループ Taneya Group
今日も編み地、明日も編み地
風工房 服田洋子 著
Photographs : 松本のりこ Noriko Matsumoto
Printing Direction : 丹下善尚 Yoshihisa Tange(図書印刷 TOSHO Printing Co.,Ltd.)
Printed and bound : 図書印刷 TOSHO Printing Co.,Ltd.
Art Direction / Design : 関宙明 Hiroaki Seki
Publisher : グラフィック社 GraphicSha
inkstand by kakimori
Creative Direction / Art Direction : 関宙明 Hiroaki Seki
Client: カキモリ 株式会社ほたか
大仏くらべ 大江隆子+松田大児
Text : 大江隆子 Takako Oe
Artwork : 松田大児 Taiji Matsuda
Printing Direction : 裏有輝 Yuuki Ura(アイワード iWORD)
Printed and bound : アイワード iWORD
Art Direction : 関宙明 Hiroaki Seki
Design : 池田未奈美 Minami Ikeda
Publisher : 朝日新聞出版 Asahi Shimbun Publications
Creative Direction / Art Direction / Design : 関宙明 Hiroaki Seki
Client: カキモリ 株式会社ほたか
CHEESE GARDEN
wine label
Artwork : 寺田ルイ Rui Terada
Creative Direction / Art Direction / Design : 関宙明 Hiroaki Seki
Client: CHEESE GARDEN 株式会社庫や
カバーを外すと、表紙に材料さくいん
みそ汁はおかずです
瀬尾幸子 著
Plannning : 小林弘美 Hiromi Kobayashi(学研プラス Gakken plus)
Edit : 佐々木香織 Kaori Sasaki
Photographs : 木村拓 Taku Kimura
Styling : 大畑純子 Jyunko Ohata
Art Direction / Design : 関宙明 Hiroaki Seki
Printing Direction : 江澤友幸 Tomoyuki Ezawa(大日本印刷 Dai Nippon Printing Co., Ltd.)
Printed and bound : 大日本印刷 Dai Nippon Printing Co., Ltd.
Publisher : 学研 Gakken
駅や公共の施設などで、よく見かける「点字」ですが、全盲や弱視を含め約30万人と言われる視覚障害者の中で、点字を読める人はその1割程度だそうです。
これは、視覚に障害を持つ方の中で、疾病や事故など、後天的な理由によるものが8割を占め、大人になってから視力を失った方が、新たに「点字」を覚えことの困難を物語る数字だと言えます。
そうしたことから、触って読める「タクタイル(tactile/触れる・触覚の)文字」を必要としている方は多く、アメリカでは、ガイドラインの義務づけもあり、公共施設での導入が進んでいますが、日本では、「浮き出し文字」を見る機会はあまり無いと言えます。
しかし、日本語のタクタイル文字もあるのです。画数の少ない、カタカナと数字のみで構成された「Forefinger(フォアフィンガー)」書体は、触って読みやすいことは勿論、公共の場に使う書体は、視覚にも美しいものであるべきと、山本明彦氏と「触覚文字フォアフィンガー研究会」によって開発されました。
「フォアフィンガーを使って視覚に障害を持つ方向けのカレンダーを作れませんか?」
かねてより、点字印刷を請け負っていた、真美堂手塚箔押所の手塚社長のご相談を受ける形で、バリアフリーカレンダーの開発が始まりました。
バリアフリーカレンダー 白地タイプ
バリアフリーカレンダー カラータイプ
視覚に障害を持つ方向けのカレンダーは、それまでにも存在しましたが、ほとんどの物が、黒地に白く文字を抜いたもので、視力の弱い方にとっては見やすいものの、暮らしを共にする晴眼者にとっては、その存在感はやや過剰に感じられるものでもありました。
両者が共に使える、使いやすいカレンダーがあれば、一緒に過ごす時間や空間を、より気分の良いものにできるのではないか。そんな思いから、このシンプルなカレンダーが生まれました。
より高く、強く、文字が浮き出すようにと、強く押し過ぎれば、破ける。皺が出来れば、滑らかな触り心地が損なわれる。
凸版、凹版二つの版を使う浮き出し加工は、版の出来次第で、得られる高さに変化があることもわかり、試行錯誤を繰り返した末、より高い浮き出しを得るために、50種以上の用紙を組み合わせ、ようやく完成へと至りました。
バリアフリーカレンダー 白地タイプ
バリアフリーカレンダー カラータイプ
2018年版の新機能
・触れてわかる祝祭日
ご愛用者様の声をもとに、点字による祝祭日表記を加えました。さらにカレンダーの表紙裏面には、点字の読み方ガイド「点字のしくみ」を掲載しています。点字を常用している方はもちろん、普段なかなか触れる機会のない方々にも気軽に点字を体験いただけます
製品名:バリアフリーカレンダー
バリエーション:「白地タイプ」または「カラータイプ」
外寸:T250×W350(mm/金具含まず)
仕様:表紙含め13枚綴り/リング綴じ
価格:3,200円+税
バリアフリーカレンダーの売上げの一部は、盲導犬育成に最も実績のある、公益財団法人 アイメイト協会へ寄付いたします。
協賛:社会福祉法人 桜雲会、社会福祉法人 日本点字図書館、公益財団法人 アイメイト協会
◎お問い合わせ:有限会社 真美堂手塚箔押所
〒162-0808 東京都新宿区天神町66
◆電話FAXでのお問い合わせ TEL 03-3269-0656 FAX 03-3269-0667
◆メールでのお問い合わせ info@sinbido.co.jp
バリアフリーカレンダー 白地タイプ
バリアフリーカレンダー カラータイプ
バリアフリーカレンダー 白地タイプ
バリアフリーカレンダー カラータイプ
2018年版の新機能 点字による祝祭日表記を加えました。
点字の読み方ガイド「点字のしくみ」
すっかりご案内が遅くなってしまいましたが(お察しくださいませ……)、この夏に発行された 『La Collina vol.10 めぐる森の物語』のご紹介です。
たねやグループは、近江八幡市北之庄町ラ コリーナで、森づくりをつづけています。
なぜ菓子舗であるたねやが「森」を作るのか。そんな問いへのヒントとして、今回は絵本を作りました。
テーマは「森といのちの循環」。
著者である、絵本作家 いまいあやのさんには、四季それぞれの近江の土を踏み、山中で木々を見上げ、水面を見つめ、
そして「めぐるいのち」に思いを馳せていただきました。
緻密な自然描写の美しさと、生き生きとした動物たちの表情が織りなす森の物語が出来上がりました。
続く後半パートでは、大きく広がった絵本の世界をしっかりと受け止め、イラストレーター阿部伸二さんの柔らかな描線とともに、たねやグループが実践している森づくりの理念を紐解いてゆきました。
通常は、来年1月まで配布となっていますが、発行以来大きな反響をいただき、在庫僅少となっているようです。1月を待たずになくなってしまうかもしれません。ご興味をお持ちの方は、どうぞお早めに、たねや・クラブハリエ各店の店頭か、オンラインショップの「カタログ請求ページ」にて、無料で配布しています。
La Collina vol.10 めぐる森の物語
たねやグループPR誌
Story and Pictures : いまいあやの Ayano Imai(めぐる森の物語)
Ilustration : 阿部伸二 Shinji Abe
Photograph (advertising):大沼ショージ Shoji Onuma
styling (advertising) : 四分一亜紀 Aki Shibuichi
Creative Direction : 丹治史彦 Fumihiko Tanji(信陽堂編集室 shinyodo edit brico)
Edit : 丹治史彦 Fumihiko Tanji / 井上美佳 Mika Inoue(信陽堂編集室 shinyodo edit brico)
Printing Direction : 浦有輝 Yuuki Ura(アイワード iWORD)
Printed and bound : アイワード iWORD
Art Direction and Design : 関宙明 Hiroaki Seki
CLIENT : たねやグループ Taneya Group