色温度のはなし。

色温度のはなし。



“色温度”という言葉を聞いたことはありますか?
簡単に説明すると、朝日はオレンジ色っぽく、日陰は青っぽく感じるように、光源による光の色の違いを数値であらわすものです。
印刷の現場では、印刷物が適正な色調で刷り上がっているかを判断するために、光源を一定の条件に揃えます。その際の光源の基準となるのが“色温度5000k(k=ケルビン)”で、“色評価用”と呼ばれる光源(蛍光管や、最近ではLEDなど)を用いて光源環境を整えます。
印刷所さんのみならず、美術館や博物館などでの展示光源としても利用されるものです。


ミスター・ユニバースでは、写真やイラスト、様々な方から原稿をお預かりし、印刷所さんへ適切な指示を出すため、事務所の光源を“色評価用”で統一しています。
当たり前だと思っていたのですが、デザイン事務所で導入しているのは、かなり珍しいようです。
さて、上の写真ですが、ちょっとしたご縁で、測色のプロの方に事務所内の環境光を調べて頂いた際に許可を得て撮影したものです。液晶画面中央の“T”の数値が色温度で、4997という数値を表示しています。これが色温度でほぼ5000kを指しています。エンジニアの方がとてもびっくりしていました。「デザイン会社さんで、こんな数値見たことありません」とのこと。
こちらは、そのようにしているから当たり前といえばその通りですが、数値を調べたことは無かったので、お墨付きをいただいた気持ちになりました。
いいデザインも印刷が良くなければ台無しです。ましてやたくさんの方から原稿をお預かりする身としては、こうした部分も疎かに出来ないと思っています。
外からは見えづらい部分ですが、クオリティの高いアウトプットのためには、大切なことだと考えています。

明日は色校正の戻し。印刷所さんからプリンティングディレクターがやってきて、写真のプリントや、イラストレーションの原画と色校正を照らし合わせ、より、印刷物として適切な色味を検討する日で、この光源が一番活躍する日です。


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